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NHK「クロ現」22時枠へ移動 テレ朝「報ステ」と報道番組対決!?

「クローズアップ現代」を看板番組と捉えるNHK籾井会長

 NHKが報道番組「クローズアップ現代」(月~木曜後7・30)の放送枠を来年4月から移動する方向で調整していることが8日、分かった。移動先の候補には午後10時枠が挙がっており、テレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜後9・54)との報道番組対決になるか注目される。

 また、来年4月以降の午後7時半枠にはバラエティー番組を新たに編成することを検討中。同局の平日午後7時台に報道番組以外が組み込まれるのは2000年以来で、こちらも来春改編の“目玉”として話題を集めそうだ。

 「クロ現」をめぐっては昨年5月放送の「追跡“出家詐欺”~狙われる宗教法人~」でやらせがあったと指摘され、騒動に発展。放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は今月6日に「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を公表した。一部週刊誌では来春での打ち切りも報じられたが、同局関係者は「多彩なテーマを取り扱い、高く評価されている番組。簡単に終わらせることはできない」と説明。放送枠の移動で“出直し”を図りたい考えだ。

 同局の籾井勝人会長(72)も今月5日の定例会見で来年4月以降の編成について「(局内での議論を)丁々発止でやっている。クロ現は看板番組だから丁寧に扱われると信じている」と話した。

 番組は93年4月にスタート。当初は午後9時半枠だったが、00年10月から現在の枠で放送されてきた。国谷裕子キャスターが司会を担当。1回30分とコンパクトな作りながら、政治から経済、事件、スポーツまで幅広いテーマを深く掘り下げる取材力や姿勢が評価されてきた。

[ 2015年11月9日 06:26 ]

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