アニメ「ワンピース」12月にフジSPで完全オリジナル作を放送

[ 2015年11月9日 10:00 ]

アニメ完全オリジナルの新作「ワンピース~アドベンチャー オブ ネブランディア~」(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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 フジテレビ系列で放送中の国民的人気アニメ「ワンピース」(日曜前9・30)が、初めて冬スペシャルとしてアニメ完全オリジナルの新作が公開されることが9日、分かった。12月19日(土)の午後9時から11時10分の放送でタイトルは「ワンピース~アドベンチャー オブ ネブランディア~」。新世界にある“悪魔の実”の能力を封じる“能力者封じの島”と言われる霧の島を舞台に、麦わらの一味が絶体絶命の危機に陥るというストーリー。

 今回の物語の見所は、かつてデービーバックファイトという“仲間を奪い合うゲーム”で主人公モンキー・D・ルフィに大敗し、復讐を企てている海賊・フォクシーが再登場する。新たに加わった手下3人を率いて新世界で冒険を続ける麦わらの一味にリベンジマッチを仕掛けてきたフォクシー海賊団がどのような手段で麦わらの一味を追いつめていくのか注目だ。

 監督を務めるのは、アニメ「ワンピース」シリーズ初代ディレクターを担当し、原作者・尾田栄一郎が絶大な信頼を寄せる宇田鋼之介。映画「ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険」(03年)と「ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵」(06年)を監督した宇田が久々に「ワンピース」を作るということも、多くのファンにとってうれしいニュース。魅力的なストーリーをテンポ良く見せ、登場人物の心情を丁寧に描く演出で見る者をワクワクさせてきた宇田の手腕が、今回オリジナルの新作で存分に発揮されること間違いない。

 “能力者封じの島”という霧で包まれ不穏な空気が漂う島で、悪魔の実の能力者はその力を発揮することができない。なぜこの島では能力を発揮することが出来ないのか? そして、フォクシーをはじめとする強敵たちとルフィら麦わらの一味はどう立ち向かうのか目が離せない。

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