尾上松也ドラマ初主演 真田幸村乗り移る!りりしい甲冑姿も

[ 2015年11月7日 05:30 ]

真田幸村に扮した尾上松也

 歌舞伎俳優・尾上松也(30)が、来年1月に関西テレビで放送されるドラマで、初めて主演を務めることが6日、分かった。

 抜てきされたのは、JR大阪環状線の10駅を舞台にした30分の短編の連続ドラマ10本(1月12日スタート、火曜深夜25・55)のうちの一話。シリーズタイトルは「大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語」で、浪速の下町を舞台にひと駅ごとの愛の物語を描いている。

 元AKB48の前田敦子(24)と交際が報じられているだけでなく、演技力でも定評のある松也の出演作は、玉造駅を舞台とした第2話「私のカレは幸村様」(1月19日放送)。頼りない青年の主人公の正人と、転倒した際に魂が乗り移った戦国時代の武将・真田幸村の2役を演じている。

 りりしい戦国武者の甲冑(かっちゅう)姿や、暴漢に襲われた恋人を守る場面も。撮影は京都南座での公演中で、体力的にきつかったというが「(恋人・信子役の)舞羽(美海)さんとのコンビネーションが最高。掛け合い漫才みたいで面白いと思います」とPRした。

 同シリーズは笑福亭鶴瓶(63)の長男でミュージシャンの駿河太郎(37)と女優・谷村美月(25)による第1話の天王寺駅「偽装カップル」を皮切りに、その他の8話もTKO・木下隆行(43)、女優・足立梨花(23)、俳優・葉山奨之(19)ら毎回異なる顔ぶれが主演を務める。木村弥寿彦プロデューサーは「大阪環状線の駅周辺は、それぞれが非常に個性的で魅力あふれる人やモノで満ちあふれています。大阪人が見れば再発見!大阪以外の人には新しい大阪の魅力を伝えるドラマになれば」と話している。

続きを表示

この記事のフォト

2015年11月7日のニュース