広末涼子、学生時代の秘話語る「母に言われて試験前に…」

[ 2015年11月4日 13:36 ]

映画「はなちゃんのみそ汁」キックオフイベントに出席した(左から)広末涼子、赤松えみな

 女優の広末涼子(35)が4日、都内で行われた映画「はなちゃんのみそ汁」(阿久根知昭監督)キックオフイベントに、子役の赤松えみな(5)とともに出席し、みそ汁作りを披露した。

 みそ汁作りを通じて、娘に“元気に生きていくために大切なこと”を教えるストーリーになぞらえ、かつお節を削ったり豆腐を切ったりするなど、みそ汁作りを披露した2人。作り終えて広末は「(赤松が)映画のときよりもずいぶんと成長している。(映画撮影時は)お芝居経験がなかったので、まったく子役的要素がなかったんですけど、今日、すごくビックリしました。どうしたの?」と赤松の子役としての成長に目を丸くし、「女の子は成長が早い。今後に期待ですね」と母のような温かい眼差しで赤松を見つめた。

 また、自身の母とのみそ汁の思い出を聞かれた広末は「朝、ご飯のときはおみそ汁だったんですけど、何故か試験前は『みそ汁を飲んで行きなさい。脳の働きが良くなるから』と言われて、いまいち意味が分かっていなかった」と回顧し、「この映画を通して、基礎体温を上げることだったり、温かいおみそ汁を飲むことで体も脳も活性化するんだなということなど、やっぱりママの言うことは間違っていないんだなと思いました」と笑顔を見せた。

 同作は、がんのため33歳でこの世を去った安武千恵さんが、5歳の娘と夫、家族との日々をつづったブログを基にした同名エッセイを映画化したヒューマンドラマ。結婚、妊娠、出産と人生の転機をがんと闘い、食を大切に生きてきた千恵を広末が演じ、5歳の娘・はなを、1000人超の応募者から選ばれた演技経験ゼロの赤松が演じる。

 撮影を通じ広末は「女性なら家事や育児や仕事など、もっともっとって欲が出ちゃうと思うんですけど、当たり前の日常のありがたさや、それに対する感謝の気持ちをすごく痛感させたれた」と打ち明け、「女性の方には見てほしいですし、原作を知っている方はちょっと悲しいかなとか、重たいかなとか思って映画館に足を運べるかって気が重くなるかもしれないんですけど、まったくそんなことはなく、温かく優しい映画なので、ぜひ劇場に足を運んでください」とアピールした。

 映画「はなちゃんのみそ汁」は、12月19日よりテアトル新宿&福岡県内で先行公開、2016年1月9日より全国拡大公開。

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