「下町ロケット」池井戸潤氏が恵俊彰を絶賛「本物の弁護士になれる」

[ 2015年11月1日 10:00 ]

初対面した恵俊彰(左)と池井戸潤氏

 TBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)で弁護士役を好演中のタレント・恵俊彰(50)が、原作者の池井戸潤氏(52)と初対面した。恵がパーソナリティーを務めるTOKYO FM「東京海上日動 Challenge Stories~人生は、挑戦であふれている~」(土曜後3・30)に池井戸氏がゲスト出演。池井戸氏の放送メディア出演は珍しく、恵の熱烈オファーに応えた。池井戸氏は「想像通り頭の切れる方。きっと勉強されたら、すぐに本物の弁護士になれるのではないでしょうか」と恵を絶賛した。

 ドラマの原作は池井戸氏の直木賞受賞作。宇宙科学開発機構の元研究員で、実家の町工場・佃製作所を継いだ佃航平(阿部)がロケットのエンジン開発に情熱を注ぐ姿を描く感動エンターテインメント巨編。

 佃製作所はライバル企業・ナカシマ工業から特許侵害で訴えられ、弁護を担当したのが神谷修一(恵)。第2話、裁判官の特徴を見抜いた神谷はマニュアル答弁をやめ、航平の熱弁を引き出し、見事、勝訴に等しい和解を導いた。

 恵をはじめ、ミュージシャンの吉川晃司(50)落語家の立川談春(49)ら異色のキャストが話題。TBS「ひるおび!」(月~金曜前11・00)で司会のイメージが強い恵だが、俳優としても数々の作品で活躍。今回の芝居も好評を博している。

 池井戸氏も「神谷弁護士の演技、よかったです」と恵の芝居を称賛。「恵さんはいつもテレビで拝見しているので、初めてお会いした気がしません。想像通り頭の切れる方で、バランス感覚、話の運び方など、素晴らしい方だと感じました。それが演技にも出ているのでないかと思います。きっと勉強されたら、すぐに本物の弁護士になれるのではないでしょうか」と褒めちぎった。

 恵は「私もスタッフも、池井戸さんにご出演いただくのは難しいと思っていましたが、このラジオのテーマが『挑戦』でもあるので、ダメ元でお願いしました。結果として、このような形でご出演いただき、本当にうれしいです」と初対談が実現し、感激した。

 池井戸氏がゲスト出演したラジオ「Challenge Stories~人生は、挑戦であふれている~」は14、21日と2週連続オンエアされる。

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2015年11月1日のニュース