“けん玉演歌”三山ひろし 「お岩木山」総出荷10万枚突破

[ 2015年10月28日 05:30 ]

総出荷枚数が10万枚を突破した三山ひろしの「お岩木山」

 けん玉演歌歌手として注目を集める三山ひろし(35)が今年2月にリリースした「お岩木山」の総出荷枚数が10万枚を突破した。今年発売された演歌シングル売り上げ枚数1位に踊り出るとともに、演歌歌謡曲ジャンルでは今年初となるゴールドディスクに認定された。自身としては、2009年のデビュー曲「人恋酒場」以来、2回目の受賞となる。

 若手演歌歌手の中でも、突出した歌唱力を持ち、清涼感あふれる高音と安心感を与える低音は、聴く人に活力をもたらすため「ビタミンボイス」と呼ばれている。特技のけん玉は3段の腕前を持ち、8月にリリースされた「お岩木山タイプC」で、紅白にぬられたケン玉をはかま姿で構えるジャケットが用いられ話題になった。

 往年の名曲を後世に語り継ぐというコンセプトで発表されているカバーアルバム「歌い継ぐ!昭和の流行歌」シリーズも計6作で約15万枚を売り上げ、絶好調だ。

 これを受け「多くの人が作品を手にしてくれるのは本当にうれしい。応援してくれる人への恩返しのためにも紅白の舞台でお岩木山を歌いたい」とコメントした。

 年末の歌番組、賞レースから目の離せない存在だ。

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2015年10月28日のニュース