海老蔵“リベンジ”鴨川で舞踊披露 「歌舞伎発祥の地」で企画

[ 2015年10月24日 11:20 ]

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(37)が24日、歌舞伎発祥の地といわれる京都市の鴨川河川敷に特設された舞台で、創作舞踊「迦具土之舞」を披露した。

 鴨川の新たな魅力を発信したいと考えた京都府が公演を企画し、右岸の先斗町公園前に舞台を設置。約400年前、出雲の阿国が鴨川で「かぶき踊り」を始めたのが歌舞伎の発祥といわれることから、海老蔵に出演を依頼した。

 舞踊の題材は古事記に登場する八岐大蛇退治。須佐之男命役の海老蔵さんが大蛇を倒して、見えを切ると、観客から盛大な拍手が起こった。

 舞踊は昨年11月の予定だったが、雨で中止となり、海老蔵が再チャレンジを希望していた。観客は定員約300人で事前に募集した。

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2015年10月24日のニュース