スワンク、役所、オダギリ…第28回東京国際映画祭華やかに開幕

[ 2015年10月22日 19:11 ]

 第28回東京国際映画祭が22日、東京・六本木ヒルズをメーン会場に開幕。オープニングのレッドカーペットにはオープニング作品「ザ・ウォーク」のロバート・ゼメキス監督、特別招待作品「サヨナラの代わりに」の主演女優ヒラリー・スワンクら国内外約230人のゲストが登場した。

 日本からコンペティションに選出された「FOUJITA」に主演したオダギリジョーは、「小栗康平監督が、10年ぶりにものすごい映画を作りました。自分も思ってもみなかったところまで引っ張り上げてもらった。代表する1本に巡り合えた気がします」と感慨深げ。役づくりのため4カ月かけて仏語を習得したそうで、小栗監督も「オダギリくんは本当によくやった」と称えた。

 「JAPAN NOW」部門の原田眞人監督特集で3作品に主演している役所広司は、「レッドカーペットは毎回照れくさいけれど、映画祭が盛り上がるための役に立てれば」と謙虚。レッドカーペットのトップバッターを務めたスワンクは、「食べ物も文化も大好きな日本に帰ってこられ、大好きな映画で映画祭に参加できるなんて夢のよう。本当に光栄」と声をはずませていた。

 31日までの期間中、ワールドプレミア31本を含む205作品を上映される。東京グランプリを競うコンペ部門には、日本から「FOUJITA」のほか「さようなら」、「残穢(ざんえ)―住んではいけない部屋―」の3本がエントリーされている。

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2015年10月22日のニュース