超特急、デビュー4年目初レッドカーペット 京都国際映画祭開幕

[ 2015年10月16日 05:30 ]

「京都国際映画祭」に参加した超特急(左から)コーイチ、カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、ユースケ、タカシ

 男性7人組「超特急」が15日、京都・祇園甲部歌舞練場(こうぶかぶれんじょう)で開幕した「第2回京都国際映画祭」のオープニングセレモニーに参加した。初主演映画「サイドライン」(監督福山桜子、31日公開)が特別招待作品に選ばれている。

 会場は京都の花街にある、舞妓(まいこ)のための練習場。純和風の室内に敷かれたレッドカーペットを、7人はそれぞれのイメージカラーを取り入れたスーツ姿で歩いた。デビュー4年目でたどり着いた初の晴れ舞台に、カイ(21)は「今までの僕らじゃ味わえなかった荘厳な雰囲気。幸せ」とグループの成長を実感。桃井かおり(64)や津川雅彦(75)ら映画界の重鎮が顔をそろえる中、リョウガ(20)は「こんな場所にいていいのかと思いながらも、僕たちらしく頑張りました」と胸を張った。

 劇中では少女を元気づけるため、チアリーディングに挑戦する青年役を熱演。7人中6人が本格的な演技初挑戦で、撮影半年前から福山監督が講師を務めるワークショップで演技を学んだ。クライマックスにチアを実演するための特訓も約3カ月にわたって重ねた。

 土台となるメンバーの上に乗るポジションに挑んだユースケ(19)は「練習でうまくいかなくてトイレにこもって泣いたこともあった。ベースを信じ切れてなかったし不安だった」。それだけに成功した時の喜びは大きく、タクヤ(20)は「一体感が大切だった。いい経験になった」と語る。

 16日には上映会での舞台あいさつに参加。ユーキ(20)は「みんながどんな反応をしてくれるのか楽しみ」と胸を膨らませた。

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