“次世代の裕次郎”秋元康氏が育てる!石原プロと強力タッグ

[ 2015年10月9日 05:35 ]

石原プロ次世代スター発掘オーディションのグランプリ受賞者を秋元康氏が音楽プロデュースする

 故石原裕次郎さんの生誕80周年に当たり、石原プロモーションが15年ぶりに実施中の次世代スター発掘オーディションで、グランプリ受賞者を秋元康氏(57)が音楽プロデュースすることになった。応募資格は15~24歳の男性で、グランプリは1人。AKB48など女性グループを次々と送り出す秋元氏が男性ソロアーティストを手掛ける。

 石原軍団との接点は約30年前。NHKの男性アイドル特番で渡哲也(73)と共演した際、司会者から俳優に必要な条件について問われ、ともに「存在感」を挙げた。考え方が「自分と同じだ」と感じた渡は、「またいつかお仕事をご一緒したい」と思い続け、スタッフを通じてオファー。交渉の席に不在だった秋元氏はメールで即答し、快諾を伝えてきたという。

 石原プロによるオーディションは、「21世紀の石原裕次郎を探せ!」と題して徳重聡(37)らを発掘した00年以来。今回は全国のケーブルテレビ約200局などと組んで8月1日から募集を開始。現時点で万単位の応募があり、締め切りを当初の今月31日から11月7日に変更した。

 グランプリ受賞者は、石原プロが約45年ぶりに製作する新作映画に出演できることが既に発表済み。これに加え、秋元氏作詞の楽曲(作曲者は未定)で歌手デビューも飾ることになる。歌詞などの作風については、石原裕次郎さんをモチーフにしてほしいと依頼。渡は「たくさんの人がカラオケで歌えるようなヒット曲を作ってほしい」と話している。
 
 ≪国籍、経験問わず≫選考は国籍や経験を問わず、「日本語が話せること」「特定のプロダクションと契約していないこと」が条件。グランプリと準グランプリ(いずれも1人)は石原プロの所属俳優に。自薦の場合はグランプリに100万円、他薦なら推薦者にも300万円が贈られる。詳細は、検索サイトで「石原プロ オーディション」。

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2015年10月9日のニュース