北斗晶 気丈に退院会見「5年生存率50%」も「負けないように闘う」

[ 2015年10月3日 14:05 ]

病院から退院後、会見する北斗晶。左は同席した佐々木健介

 先月24日に乳がんで右乳房全摘出手術を受けた元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(48)が3日、入院していた病院を退院し、埼玉県吉川市の自宅兼事務所「健介オフィス」で会見を行った。夫の佐々木健介(49)に付き添われて姿を見せた北斗は「ステージは極めて3に近い2のB。乳がんだけなら5年後生存率は70%だけど、脇にまでいくと50%」と明かし、「(がんに)負けないように闘うので、胸を隠そうとも思っていないし、人は胸に目がいくけどそれでいい」と気丈に語った。

 今回の手術で右脇のリンパ節に転移が見つかったことを明かした北斗。「悪性だったので、神経をすべて取ってしまって右脇の感覚がまったくない」と現状を明かした。

 通常は1週間での退院となるが、「出血が多くて3日ほど伸びた」という。今後は10月下旬から約半年間、抗がん剤治療を行っていく。その間はテレビなどに出演する予定はないといい、「テレビは楽しいものだと思っているので、本当に元気になって皆さんの前に出たい」と語った。

 北斗は9月23日、自身のブログで乳がんを患い、右乳房全摘出手術を受けることを公表。今年初めに異変を感じ、初夏に「チリチリする痛み」を感じて検査を受けたところ、7月7日に乳がんと告知されたという。がんができたのは乳頭の真下近くで、直径約2センチ大の腫瘍。手術は同24日に無事終了したが、脇のリンパに転移している可能性があり、採取した細胞を病理検査するとしていた。

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