乳がん告白の北斗晶 夫・健介に感謝 家族への思いつづる

[ 2015年9月23日 16:13 ]

12年の日テレ24時間テレビマラソンでも北斗晶(左)を支えた次男・誠之介君(手前左)、長男・健之介君(中央)、佐々木健介(左から)らファミリー

 元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(48)が23日、自身のブログを更新。乳がんであることを告白した。24日、右乳房全摘出手術を受ける。術後は抗がん剤治療に入る。愛犬も含め、家族への思いをつづり、夫の佐々木健介(48)に感謝した。

 「この数カ月、ずっと側で支え続けてくれたパパ。乳癌と告知されてから、パパは体重も落ち、私を失うかもしれない恐怖と1人闘っていたと思います。私には、この人がいてくれる。それだけで大丈夫って思えたし、家族の支えや優しさが、どれだけ癌患者の励ましになるか。ただ近くにいてくれればいいんです」とサポートに感謝。

 「不安で不安で怖くて眠れない時も、誰かが側にいてくれるだけで、気持ちが救われます。そのことを皆さんにも知ってもらえたらと思います。きっと病気で苦しむ人の支えに誰でもなってあげられます。きっとパパの今の経験も苦しみも、同じ苦しみをもつ癌患者の家族の励ましや力に少しでもなれる日が必ず来ると思います」とした。

 「そして、まだ12歳の誠之介には、今ひとつ理解できない現実だと思います。多感な年頃だけど母の病気をしっかり理解しようとしてくれてる16歳の健之介。そんな2人に隠さずすべてを話したパパ。本当につらかったと思います」と思いやった。

 「この先の不安で押しつぶされそうな家族を笑顔にしてくれたのは愛犬の花でした。1年前の9月24日に我が家に花が来てくれて。明日でちょうど1年です。偶然にも1年後に闘病生活のスタートを切る私たちを見越して、この子は私たちを笑顔にするために選ばれて我が家に来てくれたのではないか?と思えて仕方ありません」と愛犬の存在に救われたことを明かした。

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