たけし“毒気たっぷり”五輪エンブレム提案「誰も文句言わない」

[ 2015年9月12日 23:15 ]

ビートたけし

 タレントのビートたけし(68)が盗作疑惑に揺れた2020年東京五輪・パラリンピック大会の公式エンブレムのデザインを提案した。

 「盗作と言われないように“これがオリジナリティーだ”と考えてきました」と12日放送のTBS「新・情報7days」で4作品を発表。

 A…スカイツリーと東京タワーが並び背後に富士山

 B…冷やし中華の絵と「“2020”始めました 東京軒」

 C…日の丸をバックに「欲しがりません 勝つまでは」

 D…町内の掲示板に「求む!競技場探しています 6万人ぐらい収容できるところ 東京都」

 いずれも毒の利いた“らしい”作品が並んだ。

 たけしは「オリンピックのマークや文字って入れちゃいけないっていうんだから。(Aは)日本らしいでしょ。投票するバカいないって」と自ら笑いのネタに。続けて「(Bは)本当は“オリンピック始めました”と書きたかった。ラーメン協会に訴えられたら終わりだな」「(Cは)これはもう絶対、金メダルの山」「(Dは)これがポスターで東京中に張られる。これなら誰も文句言わないでしょ、盗作なんて。ただ、これを選んだやつが相当怒られる」と解説していた。

 2020年東京五輪・パラリンピック大会の組織委員会は1日、ベルギーのリエージュ劇場のロゴに似ているなど、さまざまな盗用疑惑が取りざたされていた佐野研二郎氏(43)デザインの大会エンブレムを撤回することを決めた。

 新エンブレムの選考に注目が集まる中、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(35)が自身のツイッターで公開した作品に「秀逸」との声が挙がっている。ほかにも画伯と言われる俳優の田辺誠一(46)が日の丸をモチーフとした案を公開して称賛のコメントがあふれたほか、発明家のドクター中松氏(87)も「発明同様、人のマネをしていはいけない」と、アルファベットの「TOKYO」と日の丸をモチーフにした作品10数点を公表している。

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2015年9月12日のニュース