柄本佑 共演した義父・奥田瑛二に絶賛されても「チョー怖かった」

[ 2015年9月12日 14:31 ]

「赤い玉、」初日舞台あいさつを行った(左から)奥田瑛二、不二子、柄本佑

 俳優の奥田瑛二(65)が12日、主演映画「赤い玉、」(監督高橋伴明)が封切られた東京・テアトル新宿で、不二子(35)、柄本佑(28)ら共演者、高橋監督と舞台あいさつを行った。

 奥田は大学教授で映画監督、義理の息子である柄本が映画のプロデューサーという役どころで共演。もともと柄本が高橋監督のファンだったことから奥田が進言して実現した“親子共演”だが、柄本は奥田が提案した企画をあっさり捨ててしまう設定。それでも奥田は、「本当に切なくて悲しい思いになった。そう思わせる芝居をしたのがとてもうれしい。いい緊張感のある現場だった」と称えた。

 一方の柄本は、奥田が監督した「今日子と修一の場合」に主演しており、「最初が監督と役者として呼ばれているから、現場に入ってもどうしても監督であるという思いがぬぐいされなかった。こっちに高橋監督がいて、目の前にチョー怖い奥田監督がいる感じ」と苦笑い。高橋監督が教授を務める京都造形大学の教え子がスタッフとして参加しており、「学生のスタッフが、たまに(奥田に)怒られていることがあって、俺が言われている気がした。俺がドキドキしちゃうから、学生たちに頑張れって心中で叫んでいました」と明かし、笑いを誘っていた。

続きを表示

2015年9月12日のニュース