ル・クプル 離婚後初めて再会“一夜限り”再結成で名曲熱唱

[ 2015年9月11日 20:34 ]

「ル・クプル」時代の藤田恵美と藤田隆二=97年12月

 「ひだまりの詩」(97年)などのヒット曲を持つ元夫婦の音楽ユニット「ル・クプル(Le Couple)」が11日放送のTBS「爆報!THE フライデー」(金曜後7・00)に出演。07年の離婚以来、初めて再会し、破局の真相を明かした。

 「ル・クプル」は音楽仲間だった藤田恵美(52)と藤田隆二(51)が結婚後に結成し94年にデビュー。97年のシングル「ひだまりの詩」がフジテレビの月9ドラマ「ひとつ屋根の下2」の挿入歌となり180万枚を超える大ヒット。同年のNHK紅白歌合戦にも出場した。しかし、2005年に活動休止。07年の離婚後は、それぞれ単独で音楽活動を行っている。

 この日放送された番組内では、「ひだまりの詩」のヒット以降、なかなかヒット曲を生み出せない中で、夫・隆二の態度が豹変し、夫婦間に亀裂が生じていったことなどが再現VTRで紹介された。ユニットと並行して始めた恵美のソロ活動の成功も、2人の関係悪化に拍車をかけたようで、隆二が切り出すかたちで離婚に至ったという。

 それから約10年。恵美のいるスタジオに隆二が登場し再会を果たした。隆二は「まずは謝りたい。すいませんでした。家庭と仕事の部分でバランスが分からなくなった」と謝罪。「本当は別れたくなかったが、カマをかければリアクションがくるかなというのが本当になってしまって」と告白した。その上で「あなたの歌があったから『ル・クプル』でもあったし『ひだまりの詩』に出合って長く音楽活動もやれて本当に感謝している。ありがとう」と感謝の言葉を述べた。
 
 これに対し恵美は「自分では考えが及ばなかったこととか、考え方、感性とかっていうのはすごく彼からいっぱい教えてもらった。今となっては本当にありがとう、という気持ちです」とし「お互いに頑張りましょう」と言葉を返した。

 その後“一夜限りの再結成”として、2人は「ひだまりの詩」を披露。恵美は「(隆二)のギターの弾き方が変わった」と笑顔をみせていた。

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