石井杏奈 夢は朝ドラヒロイン!HIRO社長の教え「夢は言霊」

[ 2015年9月11日 09:00 ]

女優としての夢を語った石井杏奈

 「E―girls」の最年少パフォーマーで「ガールズ・ステップ」(監督川村泰祐、12日公開)で同ユニット初の映画主演を果たした石井杏奈(17)が大阪市内でスポニチの取材に「夢は朝ドラのヒロイン」と明かした。

 小学2年でダンスを始め、5年で大会に出場した際にEXILEのHIRO(46)が社長を務める事務所・LDHにスカウトされ、同社運営のダンススクールに入学。2011年、E―girlsに抜てきされ、1年後には女優デビューした。

 今年は映画「ソロモンの偽証」でいじめられっ子、今作では青春学園物語の主人公を好演。八方美人の役だが、自身は「ザ・O型!ロマンチストで大雑把。家ではパジャマ姿でドラマをダラダラ見てます」と笑う。しかしユニットでは舞台で何時間も踊り続けるため、筋トレと有酸素運動は日課。自転車を全力で30秒こいで1分休憩を繰り返し、心拍数を上下させる“心臓トレ”も行う。タンパク質と野菜中心の食事、水は1日2リットル飲む。

 LDHでは自ら企画書を提出し、やりたい仕事を実現させるタレントも多い。石井もよく社長に将来のビジョンを話すという。「HIROさんは“夢は言霊(ことだま)。流れ星が横切った瞬間にかなえたい夢を言える人は思いを強く持ってるからだ”と言う。私も目標を常に心に持ちたい」。今、星が流れたら「朝ドラのヒロイン!ってお願いする」と照れた。E―girlsの演技派代表として、次は“朝の顔”を目指す。

 ▽映画「ガールズ・ステップ」 過去にいじめられた経験から誰にでも調子よく接する高校2年のあずさ(石井)は、クラスで目立たない女子達「ジミーズ」とダンス部を結成する羽目に。性格も境遇も異なる5人はチャラいコーチ(塚本高史)のもと挫折や喜びを経験。本物の友情は芽生える?小芝風花らも出演。

 ◆石井 杏奈(いしい・あんな)1998年(平10)7月11日、東京都出身の17歳。2011年にオーディションに合格し、E―girlsメンバーに。12年4月、読売系ドラマ「私立バカレア高校」、同7月からは関西系ドラマ「GTO」に出演。同10月、シングル「Follow Me」で同グループ作品に初参加。

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