宝塚星組 瀬央ゆりあ、初の新公主演「萌えポイントは100点」

[ 2015年9月8日 21:00 ]

入団7年目、最後の新人公演で主演を務めた瀬央ゆりあ(右)。左はヒロイン役の綺咲愛里

 宝塚歌劇団星組公演「ガイズ&ドールズ」の新人公演が8日、兵庫・宝塚大劇場で行われ、入団7年目の瀬央ゆりあが、初の新公主演を務めた。

 同作は大地真央&黒木瞳も宝塚時代に演じた名作で、今回は新トップスター北翔海莉のお披露目公演としても注目の舞台。1メートル72の長身と丁寧な役作りで、初主演とは思えない舞台度胸を見せて超満員の客席をわかせた。最後の新公で大役を担った瀬央は「こんなに素晴らしい公演で最後の新人公演主役を頂いたことは本当に光栄」と感謝しつつ、スターの証しでもある「銀橋でのソロ」は「本当に気持ちよかった」と笑顔を浮かべた。

 本公演から、かなりのシーンがカットされたこともあり、相手役の綺咲愛里(きさき・あいり)とは新公独自のシーンや仕草も相談して決めたそうで「“頭ポンポン”とか“あごクイ”とか萌えポイントをいくつか入れて…。そこはうまくいったと思います。萌えポイントは100点かな」と手応えを感じていた。

 またタレント・マッハ文朱(56)の長女・桃堂純(とうどう・じゅん)も間の抜けたシカゴのギャング役を熱演。母も見守る中、絶妙の間で芝居を展開し笑いを誘っていた。

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2015年9月8日のニュース