小澤征爾さん、椅子に座って30分指揮「痛みなんて感じない」

[ 2015年9月7日 05:30 ]

セイジ・オザワ松本フェスティバルでオーケストラを指揮する小澤征爾さん(代表撮影)

 指揮者の小澤征爾さん(80)が6日、長野県松本市で開催中の音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル」で、ベートーベンの交響曲第2番を指揮した。8月に腰を骨折した小澤さんは椅子に座っての指揮だったが、約30分にわたって力強くオーケストラを率い、約2000人の観客から総立ちの拍手を受けた。

 終了後、出席したパーティーで、小澤さんは「指揮していると痛みなんて感じない。(ケガで)迷惑を掛けたが来年から頑張るのでよろしく」とあいさつした。小澤さんはケガのため、8月のオペラ公演を降板。1日に開かれた自身の誕生日を祝うコンサートで、ケガをしてから初めて指揮をした。

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2015年9月7日のニュース