月亭八方 愛する阪神に“珍指令”1試合に先発4人投入や!

[ 2015年9月7日 06:03 ]

高座でネタを披露する月亭八方

 熱烈な虎党で知られる落語家の月亭八方(67)が6日、10年ぶりセ界制覇へ向けて首位を走る阪神タイガースに、本拠・甲子園球場で迎え撃つ、8日からの巨人3連戦での“1試合に先発4投手投入”という珍指令を出した。

 この日、大阪・生国魂神社で上方落語協会のファン感謝イベント「第25回彦八まつり」の出番後に取材に対応。し烈な戦いを繰り広げる猛虎の眼下の敵は0・5ゲーム差の2位ヤクルトだが、現在は2ゲーム差の3位となっている宿敵・巨人との3試合を正念場とみていることを明かした。

 「何とか1つ勝つことが大事」と3連敗だけは厳禁とし、藤浪晋太郎(21)、能見篤史(36)、ランディ・メッセンジャー(34)、岩田稔(31)の先発4投手を1試合につぎ込むという奇策を披露。「4人で1つの試合を意識して取りにいけばいい。行けるとこまで投げさせて2戦目、3戦目は、そこで投げなかった投手を回せばいい」とスクランブル態勢で臨む大胆プランを提案した。

 打撃面のキーマンには、7日が誕生日の主砲マウロ・ゴメス内野手(31)を指名し、「来年はもうええから。今年、打ってほしい。2割8分の打率通りにね、ホームランとかええから」と一発よりチームを勝利に導く勝負強い打撃を要求。広島戦があった2日の練習中に球場で小型無人飛行機「ドローン」を飛ばして球団から厳重注意を受けたり、翌3日の中日戦から初めて4番を外され5番に降格しているが、「早く4番に戻ってほしい」と完全復活を期待していた。

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2015年9月7日のニュース