ヒロイン真野恵里菜　パンチラ話題に「悔しい思いした」

「みんな！エスパーだよ！」初日舞台あいさつで染谷将太（中央）の衣装のボタンを引きちぎる池田エライザ（左）と真野恵里菜

　俳優の染谷将太（２３）が５日、主演映画「みんな！エスパーだよ！」（監督園子温）の公開記念舞台あいさつを、上映中の東京・ＴＯＨＯシネマズ新宿で行った。

　染谷のほか、共演の池田エライザ（１９）、真野恵里菜（２４）、マキタスポーツ（４５）ら出演者９人が映画の衣装で勢ぞろい。２０１３年に連続ドラマがスタートし、晴れて映画の公開を迎え染谷は「やっとこさ皆で映画の舞台あいさつに立てた。２年前は映画になるとは夢にも思っていなかった」と感慨深げだ。

　数百年に１度の天体配列の影響で超能力を身に付けてしまった童貞高校生たちが地球を救う使命を帯びる荒唐無稽な物語。ヒロインの真野は「ハロプロを卒業して初めてのお仕事が“エスパー”だった。最初はパンチラとかが広まって悔しい思いもしたけれど、映画にたどりつくことができてやってきて良かったと思う。今が一番感動しています」と満面の笑みを浮かべた。

　映画をもって作品を“卒業”するという意味を込めて、池田と真野が染谷の制服のボタンを取る儀式も敢行。池田が「ブチブチッて、気持ちのいい音がしました」、真野は「ボタンはもらうイメージなのに、まさかひきちぎるとは」と感想を述べたのに対し、染谷は「意外に粛々と行われましたね」と冷静に語っていた。

　それでも「これだけ一生懸命、おバカなことをやり続けてきたのは人生で初めて。でも、やり続けることに意味があったし、それを皆で共有できて幸せ」としみじみ。そして、「皆さん次第では、まだ何かあるかもしれない。今日はメガネを舞台に置いて帰ろうと思ったけれどやめておきます」と、さらなるシリーズ化に期待していた。

　また、深水元基（３５）は、先月２９日に２７歳の一般女性と結婚したことを発表したばかり。園監督から「おめでとう」と祝福され、「ありがとうございます」と照れたが、その前に「撮影で未使用の（自慰行為に使う）ＴＥＮＧＡを持ち帰ることができた」と思い出を話していたため、バツが悪そうだった。