女性初のM1優勝目指す「尼神インター」“女磨き”を芸の肥やしに

[ 2015年8月31日 11:20 ]

M―1への意気込みを語る「尼神インター」の誠子(左)と渚

 5年ぶりに復活する若手漫才No・1決定戦「M―1グランプリ2015」で注目の女性コンビがいる。ぶりっ子キャラの誠子(26)とワイルド“イケメン”渚(31)の「尼神インター」だ。

 NSC大阪30期生の同期で07年9月結成。ネタは男女の甘い恋模様に憧れる恋愛初心者の誠子の妄想で、96年の人気ドラマ「ロングバケーション」の山口智子がモチーフ。誠子が彼氏役の渚に「強引でもいいねんで」と甘え、渚は舞台上で誠子を押し倒し体を激しくまさぐる。“なんやねん、もう”とツッコミたくなる公開プレーの連続で人気を集めている。

 前回M―1では、07年から4大会連続で挑み2回戦敗退。女性コンビでは07年の「ハリセンボン」の4位が最高で、ハードルは高いが、「目標は優勝」と声をそろえる。

 伸びしろは十分。誠子はネタにリアリティーを出すため経験値アップを図る。最近、ファンの30代男性からLINEのIDを渡されたそうで「デートの約束をしたのでいろいろ学んできます」。役柄上、女性ファンが多い渚も「すでにオナベ疑惑が出てるけど、女の子とご飯にでも行きますわ」。“女磨き”を芸の肥やしに、一気に頂点を目指す。

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2015年8月31日のニュース