福山雅治 長崎で6年ぶり凱旋ライブ、被爆クスノキへの思い語る

[ 2015年8月30日 22:00 ]

故郷・長崎の稲佐山公園で凱旋コンサートを行った福山雅治

 歌手の福山雅治(46)が30、31日の2日間、故郷・長崎市の稲佐山公園で6年ぶりの凱旋ライブを行った。

 2000年、09年以来となる同所での公演で、「約束の丘」「遠くへ」など、故郷・長崎をモチーフにした曲を数多く披露した。長崎市の山王神社にある被爆したクスノキをテーマにした「クスノキ」も故郷で初歌唱した。

 自身が子供の頃から見てきた三菱長崎造船所などの風景が、7月に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」を構成資産となった。福山は被爆クスノキも「いつか世界文化遺産になっちゃったり、しなかったり。しなくても、みなさんの心の文化遺産として刻まれるといいですね」と語った。

 「HELLO」「虹」などのヒット曲や、デビュー曲「追憶の雨の中」など26曲を歌唱。また、毎年恒例の年末公演「福山☆冬の大感謝祭」を、パシフィコ横浜展示ホールで開くことを発表。12月26、27、30、31日の4日間に加え、昨年初開催し好評だった男性限定ライブを23日、女性限定ライブを24日に開催する。

続きを表示

この記事のフォト

2015年8月30日のニュース