百恵さん「曽根崎心中」観劇 長男・三浦祐太朗が主演の歌担当

[ 2015年8月27日 05:30 ]

「フラメンコ曾根崎心中」をPRした阿木燿子(右)と宇崎竜童

 作詞家の阿木燿子さん(70)が26日、自身がプロデュース・作詞した「フラメンコ曽根崎心中」(10月17、18日、大阪・シアターBRAVA!)の取材会を大阪市内で行い、夫で音楽監督・作曲を務める歌手の宇崎竜童(69)と出席。夫婦で楽曲を作るなど親交があった元歌手の三浦(山口)百恵さん(56)が昨年4月の東京公演を観劇していたことを明かした。

 同4月の公演から三浦友和と百恵さんの長男で歌手の三浦祐太朗(31)が、主演・佐藤浩希が踊る徳兵衛の歌を担当。百恵さんは1980年の芸能界引退以降は全く動向が明かされていないが、阿木さんが直接「来ていただきたい」と電話を入れると、一度は「私が行くとご迷惑になりませんか」と返されるも、人目を避けて訪れてくれたという。

 阿木さんによると、「学園祭以来」という息子のステージを見守る百恵さんは公演中ずっとハンカチで目頭を押さえたままで、その後の楽屋では「(母子)2人で抱き合って泣いていたそう。祐太朗さんとご一緒させていただいたことで少しでもご恩が返せたかな。大阪にも来てもらえたら…」と語った。

 一方の宇崎は「祐太朗君の声は耳から入ってハートを直撃する」と称え、大阪公演は「東京でなかったシーンもある。大阪の人に認めてもらえたら海外にも持っていきたい」と今後を見据えた。

 ≪祐太朗3月MBSで「いい日旅立ち」熱唱≫動静がベールに包まれたままの百恵さんだが、3月末に放送されたMBS系のテレビ番組で祐太朗は母の名曲「いい日旅立ち」をテレビ初披露していた。同曲を作詞作曲した歌手の谷村新司とデュエット。祐太朗はこの企画を実家に帰って報告し、百恵さんからは「ラフに“じゃあ、谷村さんによろしく伝えてね”と言われた」と明かしていた。

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2015年8月27日のニュース