小澤征爾さんオペラ降板を謝罪 腰の骨折る「10分歩くと痛くなる」

[ 2015年8月26日 13:35 ]

自身の体調などについて、長野県松本市の菅谷昭市長(右)らに説明した小澤征爾さん

 指揮者の小澤征爾さん(79)が26日、総監督を務める音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル」が開かれている長野県松本市で報道陣の取材に応じ、腰の骨を折って同音楽祭のオペラ公演を降板したことについて「みんなに迷惑を掛けて申し訳ありません」などと謝罪した。

 小澤さんは、オーケストラ公演のリハーサルが行われているホールで菅谷昭市長の出迎えを受けた後、オペラ公演について「やっとできると思っていたら僕がだめになっちゃった。みっともない。無念」などと語った。

 体調については「10分ぐらい歩くと(腰が)痛くなっちゃうんだけど、大丈夫。9月1日と6日(の公演)は指揮するつもりです」と説明した。

 音楽祭は今年から、小澤さんの名を冠した名称に変更され、9日に開幕した。小澤さんは1日に東京都内で腰の骨を折り、都内の自宅で療養していた。

続きを表示

2015年8月26日のニュース