奥田瑛二 共演3女優絶賛、新人・村上由規乃には「ビックリするくらい」

[ 2015年8月25日 19:48 ]

映画「赤い玉、」の完成披露試写会で舞台あいさつを行った奥田瑛二と不二子

 俳優の奥田瑛二(65)が25日、都内で行われた主演映画「赤い玉、」(監督高橋伴明、9月12日)の完成披露試写会に出席。共演した不二子(35)、村上由規乃(21)、土居志央梨(23)の3女優とともに舞台あいさつに立った。

 京都造形芸術大学映画学科の教授でもある高橋監督が、「今の若いヤツは性表現から逃げている。それじゃいかんと思い作った」と、学生をスタッフに起用したR18(18歳未満入場不可)の意欲作。自身をモデルにしたような主人公の大学教授役を託された奥田も、「同世代として憂慮していたから思いはひとつ。脱ぐしかないと思った」と胸を張った。

 不二子は奥田の愛人役で、激しいベッドシーンもあり「体当たりさせてもらいました。ベッドシーンでは、奥田さんは開けっ広げな方なので、カットがかかった瞬間にスタッフの女の子がバサッとバスタオルを投げ掛けていたのが印象に残っています」といたずらっぽい笑み。奥田は、「開けっ広げでありながら、演じる時は繊細。女優としてきちっとリスペクトして、僕なりにケアをさせてもらいました」と。

 女優デビュー作で奥田を惑わせる女子高生を演じた村上には、「百戦錬磨の私が見ても、多岐にわたってビックリするくらいよろしい。大学2年生だけれど、完ぷなきまでに成立している」と絶賛。愛人を志願する学生役の土居も「“愛人にしてください”というセリフでは、“ああ、なれよ”と言いそうになるくらいドキッとした」と評価し、「この3人を応援していただきたいと、切にお願い申し上げます」と訴えていた。

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