岩城滉一“やんちゃジジイ”論展開「俺は英雄色を好むタイプ」

[ 2015年8月24日 19:40 ]

映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」のトークショーを行った岩城滉一

 俳優の岩城滉一(64)と女優の河北麻友子(23)が24日、都内で行われた米映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」(9月4日公開)の試写会でトークショーにゲスト出演した。

 映画は酒とギャンブルに溺れる毒舌の“やんちゃジジイ”が主人公で、主演のビル・マーレイと同い年ということでオファーを受けた岩城。「イヤなヤツやなあというか、俺もきっとこんな感じで見られているんだろうなって感じで入ったけれど、だんだん素敵になって涙が出た。ハンカチを忘れたので、ポケットチーフで一生懸命ふいていた」と絶賛した。

 自身が経験した“やんちゃ”については、「俺はチョイ悪じゃなくて極悪。この場では言えんでしょう。調べりゃすぐ出てくるし、今さら自分で言うことではない」と遠慮気味。それでも、「夫婦仲はいいけれど、飲みに行って若い子がいれば触る。俺は英雄色を好むタイプだから。まあ、生きてきた過程のものであって、雑誌を見てはやっているからやるというインスタントなものではない。自分なりにやっていけばいい」と持論を展開した。

 岩城は父親と同じ世代だという河北だが、「いちずでいてほしいけれど、経験が豊富でおいしいお店も知っていそうだし、女性が喜ぶひと言も今の若い子よりストレートに行ってくれそう。デートは楽しそうですね」とあこがれのまな差し。岩城も、「ここまで若い子だとしびれるね。娘が39歳だから、それより下だとドキドキしちゃう」とまんざらでもない様子だ。

 だが、2人は3年ほど前にバラエティー番組で共演したことがあるが、この日の楽屋での挨拶では河北が「(仕事をしたことは)ないと思います」とあっさり否定。後になって思い出し、トークショー後の会見では「格好いいですね」と取り繕ったが、岩城に「今さら遅いよ」と一喝されていた。

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