「あまちゃん」10月からフィリピンで放映へ、初の吹き替え版

[ 2015年8月17日 21:21 ]

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の挿入歌を披露するフィリピン人少女5人組「Kawaii5」

 2013年に放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」がことし10月からフィリピンの民放TV5で放映されることが決まり、マニラで17日、記者向けの発表会が開かれた。

 「あまちゃん」はこれまでアジアを中心に海外10カ国・地域で放映されているが、今回初めて字幕版ではなく、フィリピン人声優によるタガログ語の吹き替えで放映される。

 発表会では、主演女優の能年玲奈がビデオメッセージで「(主人公の)アキの冒険を一緒に楽しんでください」とタガログ語であいさつ。海女の衣装を着た17~18歳のフィリピン人の少女5人組グループ「Kawaii(カワイイ)5」も結成され、挿入歌「暦の上ではディセンバー」と「地元に帰ろう」をタガログ語で披露した。

 NHKの連続テレビ小説がフィリピンで放映されるのは、1990年の「おしん」以来。(共同)

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2015年8月17日のニュース