哀川翔 ミュージカル初挑戦に気合 長女と共演「驚きました」

[ 2015年8月14日 08:30 ]

ミュージカル「HEADS UP!」に出演する(左から)大空祐飛、橋本じゅん、哀川翔、相葉弘樹、中川晃教

 俳優の哀川翔(54)がミュージカルに初挑戦する。舞台の裏側を描くオリジナル作品「HEADS UP!」(11月13~23日、神奈川芸術劇場)で、舞台監督役を演じる。「共演の方たちは舞台出身の百戦錬磨の方たちばかりですが、ライブ活動は行ってきたので、幕が開けば同じプロとして闘っていきますよ」と一歩も引かない構え。長女のMINAMIが衣装助手役で出演し「驚きました。僕は後から知ったんです」と父娘共演を果たす。

 原案・作詞・演出はラサール石井(59)。脚本は岸田國士戯曲賞作家の倉持裕氏(42)。劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」を主宰し、近年はNHK「LIFE!~人生 に捧げるコント」なども手掛けている。

 いわゆる「バックステージもの」と呼ばれるジャンル。舞台本番当日。姿を現さないヒロイン女優に、わがまま放題の主演俳優。無茶を通す演出家に、到底足りない製作予算。ドドメは開幕数時間前だというのに、舞台セットが到着していない…。舞台の幕は無事に上がるのか?

 哀川演じる舞台監督とは、演出家が描く作品のイメージを実際に舞台上に具現化するための総責任者。仕込み・本番・撤収まで、全体のスケジュール管理、各裏方部門の調整などを務める。

 哀川は「ラサール石井さんは20年くらい舞台の作品づくりに携わっていらっしゃるので、導きのままに台本に忠実に幹の太い作品にできればと思っています」と抱負。「舞台は生ですから、二度として同じ公演はないですが、映画と違って稽古中にセリフをどんどん深められるのも、また魅力だと思って います。稽古から全力で入っていきます」と自身2度目の演劇作品に気合を入れている。

 共演は、もう1人の舞台監督役の相葉裕樹(27)をはじめ、橋本じゅん(51)青木さやか(42)入野自由(27)大空祐飛(41)中川晃教(32)ら。

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2015年8月14日のニュース