深田恭子 初舞台開幕控え「新しいことだらけすぎて…実感ない」

[ 2015年8月13日 15:26 ]

ミュージカル「100万回生きたねこ」公開稽古でデュエットシーンを披露する成河(左)と深田恭子
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 女優の深田恭子(32)が主演するミュージカル「100万回生きたねこ」が15日、東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウスで開幕する。初日を前にした13日、同劇場で公開稽古が行われた。

 深田は1996年のデビュー以来、初めての舞台。ストーリーテラー的存在の「小さい女の子」と成河(そんは=34)演じる100万回生きた猫が恋する「白い猫」の2役を演じる。

 本番を2日後に控え、深田は「まだ実感がないですね、不思議な気持ち」と心境を吐露。初体験の舞台は「新しいことだらけすぎて…全部こういうものなんだ、映像とはまったく作り方が違う」としみじみ。入念な稽古が経て上演されることもあり、何よりも「時間の掛け方が違う」と感じているといい、「稽古は自分にとってありがたい時間。教えてもらえることがありがたい」。舞台の面白さは「まだ何もわからない」としながらも「そこに少しでも近づけたら。そういったことを味わえる喜びを感じています。(自分が舞台に)合っているかはわからないですけど、こういうふうに進めていけるのはいいな」と充実した表情を浮かべた深田。そんな深田に、共演の成河は「合ってます!」と即答。「きょうのたたずまいから違う。彼女はすごく素直で、そういうものってすごくいい影響を与えてくれる。劇場入りしてワクワクしている姿が僕にとってはステキなもので、いただいています」と絶賛していた。

 累計210万部のロングセラーとなった佐野洋子さんの絵本が原作。2013年に森山未来(30)、満島ひかり(29)のWキャストで上演され、好評を博した人気作の再演。東京公演は15~30日に上演される。

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