性別適合手術告白のKABA.ちゃん「戸籍もなるべく変えたい」

[ 2015年8月5日 15:36 ]

「ソウルワーカー」完成披露発表会にゲスト出演したKABA.ちゃん

 オネエキャラとして活躍するタレントのKABA.ちゃん(46)が4日、都内で行われたオンラインゲーム「ソウルワーカー」完成披露発表会にゲストで出席した。

 KABA.ちゃんは性別適合手術(性転換手術)を行う意向を明かしてから初めての公の場。7月にテレビ番組に出演し、8月に性別適合手術を前提に、海外でカウンセリングを受ける予定であることを告白。すでに一部の整形手術を行い、準備を進めている。現在の心境を聞かれたKABA.ちゃんは「小さい頃から私の中であって、どのタイミングでってことでいろいろと考えていた。番組で男性が好きだとカミングアウトした時からこうなるんだろうなってある程度は決めていた」と落ち着いたトーンで説明。告白したことで「暖かい言葉をいただいています」と好意的な意見が多いようで、「(意中の彼も)頑張ってねって応援してくれています」と話した。

 女性にあることへのトラウマは「今のところはない」としながらも「母親の影響を受けている」と実母に捨てられたという経験が影響していることを認め、「母親のような女性にはなりたくない」と話した。「戸籍もなるべく変えたい」といずれは戸籍上も女性になることを望んでいることを改めて認めた。

 イベントには、トラウマを抱えた少年・少女が主人公の作品にかけて、タレントの熊切あさ美(35)とともに、トラウマを抱えている人として出席。最近のトラウマとして7月末に受けたという週刊誌の突撃取材を挙げ、「すごい怖かった。(その日の行動を)細かいことまで聞かれて、急に怖くなっちゃって…。知らない人が私の行動を時間単位でなんで知ってるんだろうと」と芸能人ならではの“恐怖体験”を告白。今回のような突撃取材は「初めてだった」といい、「それから外に出るのが怖くなっちゃった。サファリパークに行くような格好していたのに…。芸能人の方がコソコソするのがわかりました」と苦笑いを浮かべていた。

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