ピース又吉「火花」150万部突破!累計169万部、受賞で100万部増刷

[ 2015年7月30日 15:19 ]

芥川賞を受賞したピースの又吉直樹

 文芸春秋は30日、第153回芥川賞を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(35)の中編小説「火花」を25万部増刷することを決め、累計発行部数は169万部(17刷)となると発表した。受賞により、105万部の増刷となった。

 今月16日の受賞から一夜明けた17日、64万部から40万部の大幅増刷を決め、ミリオンセラーになった。21日に20万部(累計124万部、15刷)、28日に20万部(累計144万部、16刷)増刷した。

 全国的に爆発的な売れ行きが続き、今回の重版分はお盆前の店頭着荷を目指すという。

 過去の芥川賞受賞作としては、2004年受賞の綿矢りさ氏(31)の「蹴りたい背中」が約127万部、1976年の村上龍氏(63)の「限りなく透明に近いブルー」が約131万部(単行本のみ)となっている。

 お笑い芸人の著書としては、07年発売の「麒麟」田村裕(35)の「ホームレス中学生」が約225万部を売り上げた。

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2015年7月30日のニュース