両脚に傷も…団長安田 芸人魂で土下座披露「めちゃくちゃ痛い」

[ 2015年7月29日 12:53 ]

膝のケガを押して土下座を披露する「安田大サーカス」の団長安田

 19日のトライアスロン大会で自転車走行中に転倒し、一時休養していた「安田大サーカス」の団長安田(41)が29日、東京・原宿のアメスタで行われる生放送から仕事復帰。生放送前にメンバーのHIRO(38)クロちゃん(38)とともに報道陣の取材に応じた。

 会見場に現れた姿に報道陣は一様に驚きの声を上げた。顔には「乾かさないようにする」ためのシートが貼られていたが、見た目はいたって普通で、団長自らが「疑われるんじゃないか、話題作りでやったんじゃないかって言われるって思った」と言ってしまったほど。事故当時のことは「ほとんど覚えていない」というが、ドクターヘリで搬送されるほどの大けがを負った。「マネジャーが言うにはベッドの上でもまだタイムを気にしていた」といい、さながらアスリートのような発言。仕事復帰を果たしたが「(事故から1カ月は)スポーツ関連の仕事はお休みなので、ほとんど休みですね」と笑った。

 不幸中の幸いでレントゲンなどでの異常はなく、左の眉尻の付近を7針縫い、その他は擦過傷だけ。「レントゲンを撮っても何も異常がなく、先生は首をかしげていた。脳も何もなさ過ぎて3回もレントゲン撮ってるんですよ。(顔の)腫れは事故の次の日が一番ひどくて、そこから徐々に(引いた)。けがした時の痛みは覚えてないのでないですし、今も痛みが少し残っているだけでほとんどない」。自身の現状を確認し、「何が起こったんだ?って。仕事、いつ復帰できるんだろうって思った」というが、本人も驚くほどの回復で「良かった」と素直に早期の復帰に安どした。

 あまりの回復ぶりを驚く報道陣に持参したスマートフォンで搬送当時の痛々しい写真を見せる場面も。その姿はクロちゃんから思わず「アリバイ工作みたい」とツッコミが入るほど。それでも手足にはまだ傷が残っており、「土下座はめちゃくちゃ痛いんです」。新たに考案したという「そーっと足をつける」土下座を披露して「膝を付けない土下座を覚えました」と芸人魂を見せた。

 会見では生放送のスポンサーの牛角からカルビ1年分をプレゼントされ、思わず「けがしてよかった…」と漏らし、笑いを誘った団長。今後もレースは続けていくといい、「嫁と子どももいるので、プロじゃないので、一分一秒を競わず、まずは安全に、その中で早いタイムが出たらいい」と方針転換を誓っていた。

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