「制服向上委員会」が外国特派員協会で会見 安保法案を痛烈批判

[ 2015年7月29日 05:30 ]

日本外国特派員協会で「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」を披露する制服向上委員会のメンバー

 原発再稼働反対など政治的なメッセージを発信することで知られる少女アイドルグループ「制服向上委員会」が28日、東京都内の日本外国特派員協会で会見した。メンバーの斎藤優里彩(18)は、安全保障関連法案をめぐり「他人のけんかに首を突っ込むことを美しいと思っている人が、政治を動かしている」と批判し「悪いことを悪いと言うのに大人も子供もアイドルも関係ない」と訴えた。

 グループは1992年に結成され、メンバーを入れ替えながら活動を続けてきた。未成年が政治的なメッセージを発することに批判も受けるというが、木梨夏菜(17)は「これから社会に出る立場なのに、子供だから駄目というのはおかしい」と反論した。

 会見では4人が制服姿で「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」も披露した。

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2015年7月29日のニュース