中村梅雀 59歳でベビー誕生へ「旅先で羽目外したらできてました」

[ 2015年7月27日 14:13 ]

舞台「三匹のおっさん」製作発表に出席した中村梅雀

 俳優の中村梅雀(59)が27日、都内で行われた舞台「三匹のおっさん」制作発表に、松平健(61)、西郷輝彦(68)とともに出席。06年に再婚した25歳年下の女優・瀬川寿子(34)が8月に第1子となる女児を出産予定であることを明かした。

 それぞれの役で共感できることについて質問が飛ぶと、梅雀は「妻に先立たれて娘と2人で暮らしていて、孫のような娘という設定があって、実は私、この8月に子どもが生まれます。娘なんですけど、溺愛している状態がよく想像できて、そこは(台本を)読んでいて泣いてしまうところがあって、近しく分かるなと思います」と突然の告白。前妻との間に25歳の娘がいるという梅雀は、会見後の囲み取材で、久しぶりに子育てする感想を聞かれると「新たに今から始まるなと。パパは頑張って稼がなきゃいかんというのがありますね」と目を輝かせ、「より一層、健康に気を付けなきゃというのが第一使命で、飲み過ぎはいかんぞと思います」と気を引き締めた。

 さらに、妻からの報告があったときの心境については「ビックリしましたね。去年の暮だったんですけど、旅先でLINEで『できてた』と。周りに伝えたいけど伝えられないし、6カ月になるまで我慢するまで大変でした」と振り返り、「一時は(子どもは)もういいかと思っていたんですけど、そう思って夫婦で楽しんで飲み食いを頑張ったらできちゃった(笑)。旅先で羽目を外して帰ったらできていました。東京公演で熊を食べて、熊本に行って馬刺しを食べて、その後ですね、できたのは」と嬉しそうに語った。

 同作は、人気作家・有川浩氏の150万部を超える大ヒット連作短編同名小説を初舞台化したもので、「還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか!」と、家族に内緒で自警団を結成した剣道の達人・キヨ(松平)、機械いじりの達人・ノリ(中村)、柔道の達人・シゲの3人が、近所に潜む悪を次々と成敗し、すれ違っていた家族の絆を強くしていく姿を描く。9月の東京・明治座を皮切りに、10月に名古屋・中日劇場、大阪・新歌舞伎座、11月に福岡・博多座と4大都市を巡り、その後、広島、高松にて公演を行う。

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