前田敦子 妊娠→結婚!?映画「モヒカン故郷に帰る」で新境地

[ 2015年7月23日 05:30 ]

映画「モヒカン故郷に帰る」で、ふっくらしたおなかで妊婦役に初挑戦した前田敦子

 あっちゃんがオメデタ!?元AKB48で女優の前田敦子(24)が、映画「モヒカン故郷に帰る」(来年春公開)で妊婦役に初挑戦した。

 松田龍平(32)が演じる売れないバンドボーカル・永吉の恋人の由佳役。妊娠したことが分かり、永吉の故郷の広島に帰り両親にあいさつ。父親ががんで余命が短いと診断されたため、そのまま一緒に暮らすことになる。結婚する役柄を演じるのも初めてだ。

 徐々に大きくなるおなかのリアルなシルエットを作るため、時間経過に合わせて数種類の詰め物を装着。約3キロの詰め物を着けて臨月のシーンも撮影した。沖田修一監督からは妻が妊娠した時の歩き方を参考にアドバイスを受け、「妊婦らしく見えるように歩くのが難しかった」と振り返る。

 由佳は世間知らずで料理も下手、奔放な性格で永吉の家族を戸惑わせるが、次第にムードメーカーとなる。4月に広島でオールロケを行い、役どころと同様に、松田や父親役の柄本明(66)、母親役のもたいまさこ(62)といつも一緒に食事するなど本当の家族のように和気あいあい。もたいは前田を「本当に可愛くて仕方がない。彼女のようなお嫁さんはとっても楽しいと思う」と絶賛しており、“嫁入り”に成功した。

 12年8月のAKB48卒業から3年がたち、今年は映画「イニシエーション・ラブ」や日本テレビ「ど根性ガエル」(土曜後9・00)など女優業で評価も受ける中での新境地。もともと沖田監督のファンで「お話を頂いた時は本当にうれしかった。監督は優しくて、現場は居心地が良かった」と満足。松田とは初共演で「現場でも自然体。芝居も無理せず、一緒に楽しんでくださった」と感謝した。永吉の弟役は人気急上昇中の千葉雄大(26)。

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