武井壮「選手が競技の価値を超えていく時代」新国立競技場問題で持論

[ 2015年7月22日 18:49 ]

新国立競技場問題について持論を披露した武井壮

 タレントの武井壮(42)が水曜レギュラーを務める関西テレビ「ゆうがたLIVEワンダー」(月~金曜後3・50)に生出演。建築計画が振り出しに戻った新国立競技場について「政府や大人たちだけの責任じゃない。アスリートたちが競技の価値を超えていく時代になっている」と“競技者”としての目線から持論を披露した。

 「金額のことだけがフォーカスされている」と切り出すと、「“負の遺産”になるんじゃないかとか、造った後のことが問題になっているが、政府や大人だけの責任にしたらいけない」と力説。アイドルがコンサートを開催すれば6万人を集めることができる一方、アマチュアスポーツには収益性が少ないと言われていることに触れ、その裏には「(アマ選手の中には)メディアに出ることを嫌ったり、メディアを邪魔に思うというのが現状にある。だからスター選手やお客を集められる選手が出てこない」と説明した。

 「FCバルセロナの競技場だったら、(金額面で)こんな大きな問題になっていなかった」と話し、続けて「アスリートたちが競技の価値を超えていく時代になっている。われわれからアクションを起こしたい」。新競技場をお荷物にはさせない…。アスリートへメッセージを送りつつ、自身も競技者としての強い意志をのぞかせてた。

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2015年7月22日のニュース