長渕剛 異例のコメンテーターで熱弁!“炎上”には弱気「布団かぶる」

[ 2015年7月19日 10:10 ]

フジテレビ「ワイドナショー」でコメンテーターを務めた長渕剛

 歌手の長渕剛(58)が19日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に初登場した。長渕が情報番組のコメンテーターを務めるのは異例。安保法案のニュースなどについて熱く持論を展開した。

 長渕がスタジオに現れると「ダウンタウン」の松本人志(51)は「緊張する人に来てほしくないんですけどね」。長渕は「どっちに行けばいいのか、分からない感じですね。深く追求していくべきか、笑いになっていけばいいのか」とコメンテーターに臨む心境を語った。

 「国の大義というものをね、個人の見解で話をするというところは、非常にデリケートに持っていかないと、まずいんじゃないかっていう感じがすごいする。何かひと言言えばね、それにいろんな抗議が殺到ですからね」

 松本が「長渕さんって、そういうことでマスコミに叩かれるとヘコむんですか?」と聞くと、長渕は「布団かぶって寝る。布団かぶって寝て、涙をふきます」と笑いを誘った。

 安保法案の話題になると、長渕はとうとうと語り始めた。

 「オレたち、銃持って(戦争に)行くんですか?行かないのに、大義でもって論争してるってことが、僕には少し心が苦しくなりますね。僕らが議論すべきはね、どの時代でも、戦争になった場合、未来と称されている自国の子どもたちが銃を持って(戦争に)行くんです。僕ら(戦争に)行かない人間が語るべきことは、やっぱり、絶対にこういうことをしないようにするには、どうしたらいいかっていうことだと思うんですよ。そこに怒りの刃をやるべきで、松本君はお笑いでやってもらいたいよ。僕は銃をギターに変えてやるから」

 熱弁を振るい、松本らと激論を交わした。

 また「高校野球 最強の帰宅部現る」のニュースには拍手を送り「ダイヤモンドの原石」と選手を褒め称えた。

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2015年7月19日のニュース