サイサイ NAONのYAON初参戦「すべての面を見せたい」

[ 2015年7月15日 11:20 ]

SHOW-YAの寺田恵子(中央)と初出演に意気込むSilent Sirenの(左から)あいにゃん、ひなんちゅ(1人おいて)すぅ、ゆかるん

 来月23日に東京・日比谷野外音楽堂で行われる女性アーティストのみのロックイベント「NAON(ナオン)のYAON」(スポニチ主催)に初出演するガールズバンド「サイレントサイレン」が14日、都内で、イベントをプロデュースする「SHOW―YA」の寺田恵子(51)を表敬訪問した。

 今回で10回目を迎える同イベントは、高い音楽性はもちろん、女番長やピンク・レディーなどのコスプレや女子プロレスラーの乱入など、何でもありの演出が人気。サイレントサイレンは全員読者モデルの経験がある美女ながら、「楽しいことが大好き」とキーボードゆかるん(26)が話す通り、全身ピンクのタイツ姿で東京・渋谷をかっ歩したり、高さ100メートルからバンジージャンプするなど「NGなし」を自任。「NAONのYAON」にはもってこいの存在だ。

 全身タイツ経験者のボーカル&ギターすぅ(22)は「キャピッとしたイメージを脱する最高の機会」と意欲。ベースのあいにゃん(27)は「肌色のTシャツに胸の谷間を書いて出ようかな」と、6月に水着姿でコンサートを行ったHKT48の指原莉乃(22)を超える大暴れを予告した。大先輩の寺田は「お客さんを楽しませることを第一に考えている。やりたいことやればいいよ!任せた!」とゴーサイン。“怪物ルーキー”を擁し、過去最高の盛り上げを誓った。

 ただ女性ロックの先駆者だけに「“女なのにスゲー”と言われる確固たるものがあるからこそ、多少枠を外れてもカッコイイんだ」と金言も忘れなかった。サイレントサイレンは1月、女性バンド最速のメジャーデビュー後2年2カ月で日本武道館公演を果たした本格派。ドラムのひなんちゅ(24)は「カワイイ、かっこいい、面白いというすべての面を見せたい」と意気込んだ。

 ▽NAONのYAON ラジオ番組「オールナイトニッポン」内での寺田の発言がきっかけで1987年9月20日に第1回が行われた。「NAON」は「女」を指す俗語に由来。以降、年1回開催されていたが91年にいったん終了。08年4月29日、17年ぶりに復活した。4月に続き今年2度目の開催となる今回は相川七瀬(40)や渡瀬マキ(46)、八神純子(57)、中村あゆみ(49)らの参加が決まっている。

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