脳内出血の桜金造が衝撃告白 自殺考えた…列車に飛び込むリハーサル

[ 2015年7月9日 10:00 ]

桜金造=2007年3月撮影

 2013年2月に脳内出血を発症し、後遺症で左半身にまひが残るタレントの桜金造(56)が9日、フジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。自殺を考えたと、悲痛な思いを明らかにした。

 トイレや入浴、着替えなどに介助が必要な「要介護3」と認定された。「シャッターがガラガラ、ガラガラ、下がる感じかな。閉店、ガラガラみたいな。先行き、厳しいなということは思いましたね」「申し訳ないとかね。足手まといというか、厄介者になっているんじゃないかとかね。なっているんだけどね。やっぱりね、そういうことがキツいんだよね」と、つらい心境を吐露。

 「朝の4時か5時くらいかな。1回、駅に行ったことがあるんですよ。通過列車ってあるでしょ。あれがちょうどいいかなって思ったりして。今のタイミングだったらいけるなとか、自分でリハーサルして」と衝撃告白。

 「『ああ、死ねるじゃん』って思ったらね、逆に気が楽になりましたね。『いつでも行ける』と思ったら、じゃ、今日じゃなくでもいいんじゃないか。家の人にも言われましたよ。自殺するの、やめてくれよって。あとが大変だから」と踏みとどまった。

 その後、懸命なリハビリ。つえなどの支えがあれば自力歩行が可能になった。昨年から月2回、若手の舞台に立ち、漫談を披露している。

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2015年7月9日のニュース