松本幸四郎「なでしこに負けないラ・マンチャを」劇的勝利を称賛

[ 2015年7月2日 13:47 ]

 歌舞伎俳優の松本幸四郎(72)が2日、都内で行われたミュージカル「ラ・マンチャの男」(10月4~27日、東京・帝国劇場)の製作発表記者会見に出席。サッカー女子ワールドカップ(W杯)準決勝でイングランドを下し、大会連覇へ王手を懸けた「なでしこジャパン」の選手たちをたたえた。

 1969年の日本初演以来1207回、主役のセルバンテス/ドン・キホーテを演じてきた幸四郎。帝劇では3年ぶりの上演となるが、「僕の同年代は公園でゲートボールをしている人ばかり。こうしてやれるのは皆様のお陰」と関係者やファンへの感謝を口にした。

 日本時間この日午前、なでしこジャパンが劇的な勝利で女子W杯決勝進出を決めたことにも触れ、幸四郎は「女性アスリートは非常に素晴らしい」と称賛。「なでしこに負けないようなラ・マンチャを上演したい」と意気込んだ。

 また、アスリートの話題ということで、プロ野球巨人時代から親交のあった元ヤンキースの松井秀喜氏(41)にも言及。「ヤンキースに入るか決めかねている時にラ・マンチャを見てヤンキースに行くのを決めたと行ってくれた。一般の人にとっても、そういう存在にこれからもなっていければ」と気合を込めた。

続きを表示

2015年7月2日のニュース