田舎育ちの菊池亜希子 脚力自慢「山ひとつ越えるくらい平気」

[ 2015年6月30日 20:13 ]

「海のふた」プレミア試写会で巨大かき氷にシロップをかける菊池亜希子(左)と三根梓

 女優の菊池亜希子(32)と三根梓(23)が30日、都内で行われた主演映画「海のふた」(監督豊島圭介、7月18日公開)のプレミア試写会で舞台あいさつに立った。

 人気作家・吉本ばななさんの同名小説が原作。一度は離れた故郷に帰り、かき氷店を開店させる主人公・まりを演じた菊池は、「スローライフを描く映画というイメージを持たれるかもしれませんが、自分が好きなことをして生きていくことの過酷さなど、かなり本質的なテーマが鮮やかに描かれています。パステル調ではなく色彩の強い映画ですので、何かメッセージを受け取ってほしい」と真摯に訴えた。

 一方の三根は、顔に火傷の跡があり心にも傷を負ったはじめちゃんという役どころ。2人で急坂を自転車で上るシーンでは、「勢いをつけても私はなかなか前に進まないのに、菊池さんはぐんぐん上っていった。前に運動が得意だと聞いていたけれど信じていませんでした。疑っていてすいません」と平謝りだ。菊池は、「田舎育ちなので、自転車がないと生活ができなかった。山をひとつ越えるくらいは平気。立ちこぎのプロです」と余裕の表情で応じた。

 映画の完成を記念し、器も氷でできた巨大かき氷を製作。シロップをかかけて完成させた菊池は「でかい」、三根も「おいしそうですね」と笑顔を見せていた。

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2015年6月30日のニュース