柳生博 急逝した息子・真吾さんの思い出語り涙「人生を変えちゃったかな」

[ 2015年6月26日 19:59 ]

咽頭がんのため47歳の若さで死去した園芸家の柳生真吾さん

 5月に咽頭がんのため47歳で亡くなった園芸家・柳生真吾さんの父親で俳優の柳生博(78)が26日に放送されたTBS「爆報!THE フライデー」に出演。真吾さんとの思い出を語り目を潤ませた。

 親子で共同経営していた山梨・八ケ岳にあるレストラン兼アートギャラリー「八ケ岳倶楽部」で現在も生活している柳生。ニホンジカの被害に苦しみ、30年かけて作り上げた森が壊滅の危機に陥っているものの、枯れた木を切る、シカ対策の柵を作るなどしている姿を披露した。

 真吾さんが子供の頃に柳生一家は八ケ岳へ移住。「うちの長男死んじゃったけど、ほとんどの木は一緒に小さいからから「『お前そっち持て』みたいな感じで植えてきた」と振り返り、「小学校3年生の時にチェーンソーを使って木を切って。よっぽど楽しかったんだろうね。真吾の人生をある種変えちゃったかなと。でもそれも良かったんだろうな」としみじみ語った。

 親子で作り上げてきただけに、「なんかシカは悔しかった」とポツリ。「急に真吾のことを思い出したよ」とクルー陣から離れ、「涙を見せてはいけない」と目を潤ませながら必死に涙をこらえていた。

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