M―1挑戦のピスタチオ ライバルは「SEKAI NO OWARI」!?

[ 2015年6月26日 13:38 ]

「M―1グランプリ2015」エントリー受付開始会見に出席したピスタチオの伊地知大樹(左)と小澤慎一朗

 今冬に5年ぶりに復活する若手漫才師No・1決定戦「M―1グランプリ2015」のエントリー受付開始会見が26日、都内で行われ、エントリー受付開始を宣言。会見にはナイツ、POISON GIRL BAND、スリムクラブ、流れ星といった“M―1世代”から8・6秒バズーカー、ピスタチオ、バンビーノら若手まで11組が集結した。

 結成2年目の8・6秒バズーカーはもちろん初挑戦。田中シングル(24)は「大阪では吉本漫才劇場に出ているのでちょっと自信ある。センターマイクを立てて、ラッスンゴレライをしているだけなんですけど…」と苦笑い。印象的なフレーズのコントでブレーク中のバンビーノの石山大輔(30)は「決勝に人間、人間、動物で出るコンビはいなかったと思う。リズムネタ以外もやっているんです。関西ではちゃんと漫才もやっているんですけど、それがちゃんと見せられたら」と意気込み。ピスタチオの伊地知大樹(29)は「我々は漫才どころか、ネタをやったことがない。普段やってるのは井戸端会議。I―1だったら…優勝できるんですけどね」とおとぼけ。「我々のライバルも出ると言っているらしいので…(ライバルは)『SEKAI NO OWARI』です。あれ?表明してないですか?すいません、I―1グランプリでした…」とボケ続け、笑わせた。

 開催していなかった5年間に出場資格がなくなったコンビへの救済処置として、今回はコンビ結成15年(00年以降結成)まで出場枠を拡大。笑い飯、NON STYLE、パンクブーブーら優勝経験もある実力派コンビも出場資格を持つことになる。結成15年目でラストの挑戦となるナイツは決勝の常連組。塙宣之(37)は「歴代の優勝者に出てほしくない。俺らは負けているんですから」と弱腰。03年結成のスリムクラブは第10回大会での決勝進出をきっかけにブレーク。真栄田賢(39)は「M―1に出て人生が変わった」としみじみ。「ウーマンラッシュアワーとかハマカーンさんには出てほしい」と同じ漫才コンテストとして開催されてきた「THE MANZAI」優勝者に挑戦状を叩きつけた。予選は8月17日から全国6地区でスタートする。

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