桂米朝さん追善落語会 8月30日に東京でも開催

[ 2015年6月26日 08:25 ]

東京での米朝追善落語会開催を発表する桂米團治(左から)と桂ざこば

 3月19日に89歳で死去した上方落語家で人間国宝の三代目桂米朝さんをしのび、8月30日に東京・内幸町のイイノホールで追善落語会が開かれることが決まった。弟子の桂ざこば(67)と長男でもある桂米団治(56)が25日、都内で発表した。

 8月16、17日の大阪・サンケイホールでの一門会に続く東京公演。米団治は、今月27日に神道にのっとった100日祭と米朝師の絹子夫人(享年88)の一周忌祭を併せて営むことを明かした上で、「大東文化学院で学ぶなど、東京志向の強かった人。東京でも開催できることに望外の喜びを感じます」とあいさつ。ざこばは「亡くなりはってから(一門の落語会に)お客さんを増やしてくれた感じがする。あらためて凄い人やったと思います」と師匠をしのんだ。当日は桂南光(63)ら一門のほか、三遊亭円歌(86)や落語協会会長の柳亭市馬(53)らも出演する。

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2015年6月26日のニュース