「C―C―B」渡辺英樹 大動脈解離で入院 心配の声続々

[ 2015年6月15日 18:47 ]

「C-C-B」の(左から)田口智治、渡辺英樹、笠浩二、米川英之

 1980年代のヒット曲「Romanticが止まらない」などで知られるロックバンド「C―C―B」のベース・渡辺英樹(55)が今月12日夜、緊急搬送され、大動脈解離と診断されて入院した。渡辺のブログなどで発表された。14日から予定していたツアー「Welcome to the C―C―B SHOW~昔の名前で出ています~」は全5公演、中止となった。

 「心配で心配で仕方ありません…涙が止まっては流れ、止まっては流れの繰り返しです」「英樹さんを思う皆さまのメッセージ、思いが、英樹さんに届き、力になると思っています」。渡辺のブログには心配するファンのコメントが相次いでいる。

 大動脈解離は石原裕次郎さんをはじめ、最近はタレントの大木凡人(69)が今年1月に発症。病院に着く前に20%以上が亡くなると言われる難病。

 ▽大動脈解離 大動脈の内壁に亀裂が入り、内膜と外膜に分離される病気。突然発症することが多く、急性大動脈解離は急性心筋梗塞と並ぶ循環器の救急疾患。動脈壁の劣化が主な原因で、発症者の約3分の2に高血圧がみられる。新たな解離の発生など合併症も多く、手術が成功しても、血圧を低く保つ薬物療法の継続が必要になる。

続きを表示

2015年6月15日のニュース