3月に新作撮る予定だった…降旗監督、健さんは「アイドル」

[ 2015年6月15日 05:30 ]

第18回上海国際映画祭

(6月14日 中国・上海)
 降旗監督は、健さんが存命であれば今年3月に新作「風に吹かれて」のクランクインを予定していた。阿蘇を舞台にした家族の物語で、「健さんもやる気満々だった」と振り返る。

 最後に会ったのは昨年5月31日。健さんがブランデー「カルバドス」を持って降旗監督の自宅を訪れたといい「元気そうだったが、後から聞くと無理して運転してきたようだ。帰りに車の窓から手を振っていた姿が記憶に残っています」としみじみ。

 健さんの存在は「アイドル」と表現し、「僕のニュース源はほとんど健さんだった。世間話を聞かなくなってから情報量が少なくなりました」としのんだ。

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2015年6月15日のニュース