小籔千豊「イキザマJAPAN」に長谷川穂積登場、揺れる胸中語る

[ 2015年5月26日 06:10 ]

関西テレビ「イキザマJAPAN」で対談した小籔千豊(左)と長谷川穂積

 お笑いタレントの小籔千豊(41)がMCを務める関西テレビ「イキザマJAPAN」(日曜前6・30、月1回不定期、関西ローカル)の31日放送分にボクシング元世界2階級王者の長谷川穂積(34)がゲスト出演、現役続行か引退か、揺れる胸中を語った。

 同番組は、独自の切り口で旬なアスリートの“イキザマ”を描き出し、勝負の裏側や知られざるドラマを発見していくスポーツ番組。

 小籔は、長谷川の所属する神戸市の真正ジムを訪れ、今月9日に行われた約1年ぶりの再起戦や、試合前の右足負傷などについて語り合った。再起戦は判定勝ちを収めた長谷川だったが、「相手とも足の(ケガの)不安とも戦って疲れた試合でした。試合をやり切る気持ちだけでした」と胸中を明かした。

 長谷川は小籔に「聞きたかったことがある」と、攻撃重視からディフェンス重視の姿勢に切り替えたことをファンも温かく受け入れていたことに対し「お客さんにそういわれるようになったっていうことは、僕はプロとしての仕事はもうできてないのかなってすごく思うんですよ」と投げかけた。小籔は言葉を選んで、プロとしての自分の考えを話し、長谷川は「スッキリしました」と晴れやかな表情を見せる場面も。

 番組終盤で小籔は「これだけ一つのことに真しに向き合い、不利な状況でも立ち向かっていく長谷川さんの姿を見て、自分はぬるいな、と。明日から自分も頑張れたらなと思いました」と対談を振り返っていた。

 さらに長谷川が昨年の敗戦から1年、引退もささやかれる中なぜ再びリングに上がったのか、などこれまで語られなかった思いを激白している。

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