マッチ“一発どり”デビュー35周年セルフカバーアルバム発売

[ 2015年5月22日 05:30 ]

伊集院静氏

 歌手の近藤真彦(50)がデビュー35周年を記念したアルバムをリリースする。代表曲「ギンギラギンにさりげなく」「愚か者」など、作家の伊集院静氏(65)から歌詞提供を受けた全24曲を新たに録音した「三十五周年 近藤真彦×伊集院静=二十四曲」。51歳の誕生日となる7月19日に発売し、同日から同アルバムを引っ提げた35周年ツアーを行う。

 伊集院氏からはこれまでに「伊達歩」名義で22曲、「伊集院静」で2曲の提供を受けた。「僕の人生の節目には伊集院さんがいる。35周年も一緒に何かやりたい」と考えたのが記念コラボのきっかけ。アルバムには24曲分の歌詞を、伊集院氏が新たに直筆で記したブックレットも封入される。

 近藤の新録アルバムは97年の「GET BACK」以来。ライブ感を強めるため、スタジオにミュージシャンを集めて演奏と歌を“一発どり”する手法に初挑戦。全曲分の収録には3月末から約2カ月を要した。昨年末から準備を始めたという近藤は「こんなに熱心に音楽に取り組んだことはなかった」と振り返り「相当、完成度が高い作品になるはず」と自信を見せる。演奏には「たのきんトリオ」でともに活動したギターの野村義男(50)らが参加した。

 記念盤だけにパッケージは大型レコードサイズの特別仕様。アルバムタイトルも伊集院氏が直筆で記した。ツアーは仙台を皮切りに、デビュー丸35年の記念日にあたる12月12日の東京・日本武道館まで6カ所を回る。

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2015年5月22日のニュース