「爆問」太田の妻・光代社長、橋下氏に“ラブコール”

[ 2015年5月19日 06:15 ]

橋下大阪市長と太田光代社長

 大阪都構想への賛否を問う17日の住民投票が反対多数で否決され、政界引退を表明した大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長に早くも芸能界から“ラブコール”だ。政界入り前にテレビ出演などの窓口になっていた芸能事務所「タイタン」の太田光代社長(50)が18日、「私にできることがあれば引き受けます」とサポート役に名乗りを上げた。住民投票の結果は賛成69万4844票、反対70万5585票だった。

 政界引退後、タレント業を本格化させる見方があるなど身の振り方が注目を集めている橋下氏に、“強力援軍”だ。お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(50)の妻・光代社長が全力サポートを約束した。

 「12月の市長任期満了まで橋下さんは間違いなく多忙。今すぐというわけではないし、橋下さんの性格上、私に何か頼むこともないでしょうけど、私に何かできることがあれば引き受けます」

 タイタンは、橋下氏が政界入り前のテレビ出演などの窓口。02年ごろ、橋下氏が「爆問」が司会のTBSの情報番組「サンデージャポン」(日曜前10・00)に出演した際、事務所の顧問弁護士を探していた光代社長の目に留まり法律業務を依頼したのが縁。「いろいろ話しているうちに“あれ、この人、スター性があるな、バラエティーに出してみようかな”と思った」(光代社長)とタレント業もマネジメントしていた。

 現在も橋下氏とは業務提携しており、橋下氏の弁護士事務所が顧問弁護士契約を結んでいる。光代社長は「今すぐに“サンジャポ”に出るとか、そんな話はないですよ」としたものの、橋下氏がタレント活動を再開させた場合、同番組をはじめとする「爆問」司会のテレビ番組に出演する可能性は高そうだ。

 公私にわたって親交があり、今も家族ぐるみで食事をする間柄。前日17日の開票結果が出た後の午後11時すぎに橋下氏に「お疲れ様でした。とにかく、ゆっくりしてください」とメールしたことも報告。「政治家の資質もある人だから、政治家を続けるかもしれないし、半年後のことは分からない。うちに、橋下さんへの仕事の話が来ることがあれば“どうなさいます?”と聞きますが、ご本人がどうするかです」と後方支援を誓っていた。

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2015年5月19日のニュース