「笑点」放送50年目で“長寿”2位 1位は53年目の…

[ 2015年5月5日 09:04 ]

「笑点」現在の大喜利メンバー(前列左から)林家木久扇、桂歌丸、三遊亭好楽(後列左から)林家たい平、三遊亭円楽、三遊亭小遊三、春風亭昇太、山田隆夫

「笑点」放送50年目

 【笑点アラカルト】

 ◇長寿番組 同局の「キユーピー3分クッキング」に次いで2位。ちなみに「3分…」は現在放送53年目に突入。

 ◇視聴率 1973年10月21日の40.5%が過去最高(※現在のビデオリサーチではなく、ニールセン調べ)。2014年度(14年4月~15年3月)の平均視聴率は17.7%(ビデオリサーチ調べ)。

 ◇座布団 面白いことを言ったら積み上げるアイデアは、初代司会者の立川談志さんが考案した。「10枚で豪華賞品」は過去に何人も成功している。67年には歌丸らが香港旅行をゲット。ただ最近は「拍手」「せっけん」など、オチに使われるケースが多い。

 ◇番組当初 ギネス級長寿番組も、66年スタート時は若手落語家の登竜門的番組だった。談志さんが放送業界と落語界に新風を巻き起こそうと、当時ほとんど無名の若手落語家ばかりが起用された。

 ◇大喜利ネタ 毎回3問。毎週約100本のネタからスタッフが半日程度かけて絞る。一切データ化していないため、たまに収録後「そのネタ、15年前にあったのでは?」などと鋭いツッコミがあるときも。スタッフは「いいんです。答えが違うから」。

 ◇地方で人気絶大 富山出身の元番組プロデューサーが、同窓会で「日本テレビに勤めている」と言っても反応は薄かったが、「笑点をやっている」と言うと歓声が上がったという。

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2015年5月5日のニュース